院長の想い
重要なお知らせ
岡本院長は令和6年8月15日をもちまして引退いたします。
約30年間診療を続けていましたが、2年前に脳梗塞になり体調は万全ではありません。8月後半に診療所を改装して、最新の医療機械を導入いたします。
新たに二見先生を院長に迎えて、9月に再スタートを切りたいと思います。
二見先生は大阪公立大学で最新の医療を学んできました。その経験をいかんなく発揮して頂けると期待しています。
従来のカルテは引き継がれますので、ご安心して下さい。
令和6年6月3日 岡本耳鼻咽喉科
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耳鼻科の病気の治療には時間がかかることが多いものです。患者の皆さんの良き相談相手になり、皆さんと共に病気とつきあっていきたいと思っています。
実を言いますと、私自身が幼少から中耳炎、鼻炎を繰り返して、いつも耳鼻科に通っている子供でした。大人になり鼻の手術も2回経験しました。今でもアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の症状があらわれたりします。疲れるとめまいもおこしたりします。自分にとってはありがたくないことですが、この患者としての経験は患者さんの気持ちを理解する上で非常に役立ち、普段の診療にたいへん参考になっています。
私が医師として駆け出しの頃に出会った恩師の教えで忘れられない言葉があります。
「病気だけを診ていてはいけない。常に患者さんが置かれている背景まで診なさい。診療において答えはひとつとは限りません」
最近では
診療ガイドライン
、
EBM(科学的根拠に基づいた医療)
という言葉がよく取沙汰されるようになりました。もちろんそれらはとても重要なことですが、それにとらわれすぎて個をみることがおろそかにならないか心配になります。同一疾患でも患者さんごとに違いがあります。最終的には自分の知識と経験に基づいて、その人に適していると考える診療を提案するように私は心掛けています。
また、かかりつけの耳鼻咽喉科医としてどうあるべきなのかについてよく考えます。子供が笑顔で楽しく通える医院、症状をなるべく早く軽減させる医院、医師が一方的に正しいと決めつけた医療をおしつけない医院、何でも気軽に相談できる医院、耳鼻科に関係ない疾患でもアドバイスができる医院。
私の思い描いた医院が自分を育ててくれた地域の皆さんの幸せに少しでも貢献できればと願い、平成7年に和泉府中駅前のロードインいずみ商店街に開業いたしました。
院長 岡本 純一
プロフィール |
昭和53年 | 和泉市立信太中学校卒業 |
昭和56年 | 大阪府立三国丘高等学校卒業 |
昭和57年 | 大阪市立大学医学部入学 |
昭和63年 | 同大卒業 大阪市立大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科勤務 |
平成2年 | 大阪府立身体障害者福祉センター附属病院 耳鼻咽喉科勤務 |
平成7年 | 岡本耳鼻咽喉科開業 |
大阪府身体障害者手帳指定医(聴覚障害)
大阪府耳鼻咽喉科医会 理事 |
担当学校医 |
大阪府立和泉支援学校、和泉市立国府小学校、伯太小学校、
黒鳥小学校、芦部小学校、光明台南小学校、横山小学校、
和泉中学校、郷荘中学校、光明台中学校、南池田中学校 など |
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